サキルスジャングルでの戦いから二日。
「次の目的地は・・っと・・」
コ−ドは、右腕に装着されている「情報転送システム」から、次の目的地を割り出した。
「次はロザルト海か・・・良し!」
コ−ドは、そう言うと、ライドチェイサ−を駆り、ロザルト海へ向かった。数時間後。
ロザルト海。
「やっぱりここか・・・巨大なエネルギ−が集合してる!」
ザッブ−ン
コ−ドは、ライドチェイサ−を降りると、ロザルト海に飛び込んだ。
ロザルト海の重要拠点。
それは、常時全世界の海を浄化している。
つまり、ここが機能停止すると、世界中の海が汚染され、地球は荒廃する。
更に、防衛用メカニロイド{水中用}を生産している場所でもある。

ボコボコボコ
コ−ドは、エネルギ−反応のあった地点に向かって、ひたすら泳いでいる。
「海の中でこんなエネルギ−はありえない・・・」
ズォォォォン
「!?」
突然、コ−ドの目の前を、魚雷が通り過ぎていった。
「!・・そこか!!」
放ったのは、防衛用メカニロイド。
どうやら、「ガイア・リカバリ−ズ」によって改造されたらしい。
「仕方がない・・ハァ!」
ザン
コ−ドは、メカニロイドに近づき、ビ−ムセイバ−を一閃した。
ドゴォォォン
メカニロイドは、真っ二つになり、爆裂した。
「悪いね・・先を急いでるんだ」

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